自家製ビール麦

◎自家製ビール麦
ビールの原料であるビール麦は、「川北産 二条大麦、六条大麦」を使っています。※ビールの種類によっては、原料の一部に川北産以外の麦芽も使用しております。

減反による休耕田を利用して、川北町の農家の皆さんにお願いして栽培していただいております。
また、わくわくの社長や農業担当役員もその農家の仲間です。

毎年11月初旬が作付けシーズンです。
寒い冬の間にビール麦は大きくなります。

米や六条大麦にくらべ二条大麦の栽培は難しいです。
とくにたいへんなのは鳥害です。
よほどビール麦がおいしいのかすずめなどの鳥によって、やっとつけた実を食べられてしまうのです。

六条にくらべて二条の麦はきっと一粒に糖質などの成分がより凝縮されているのでしょう。
だから鳥たちもついばみたくなるし、そんな理由で酵母も活発に呼吸するから、ビールづくりに二条大麦が使われるのだと考えられます。


アマギ二条大麦

ビール麦の芽
冬が去り、春をむかえ、ビール麦に穂がつき始めます。
そして作付けの翌年5月ごろ、緑色だった麦畑が一変、黄金色に染まります。
見る見るうちに麦は枯れ、穂がたれる頃、5月下旬に刈り取りします。
 
刈取り風景
5月の刈取り風景
収穫されたビール麦は、モミにしてよく乾燥させます。
乾燥した麦は、3ヶ月休眠させたあと、モルト(麦芽)への加工を行います。